ホテルを選ぶ基準はそれぞれだと思いますが、多くの人は”日常にはない何か”を求めてホテルをチョイスしていると思います。私の場合はくつろげるインテリア空間と全体のまとまりを重視します。
心地よいインテリアデザインと、ロビーの美しさ、ホテルのコンセプトに注目し、理想のホテルを結構時間を掛けて探します。
女性にとって使い勝手や雰囲気などベストマッチのホテルってなかなか出会えないのが実感です。
ホテルのロビーはまさに最初のおもてなしの場所で、宿泊客のテンションが一番上がる場所で期待度も高まります。
またセンス良くデザインされた部屋は、旅の疲れ、仕事の疲れから解放してくれ、快適な時間を提供してくれます。部屋に置かれているインテリアや小物ひとつひとつから、どれくらい宿泊客のことを考えているか感じることができます。
そして時間が許す限りレストランやバーなども利用して、ホテルの価値やおもてなしを体験します。
今回ご紹介するのは、大阪の堂島にある Zentis Osaka です。
まさに大阪にぴったりの個性的なブティックホテルで、隠れ家的なスタイリッシュなホテルです。
Encounters of new kind をコンセプトに、インテリアデザインは室内の空間構成とデザインに対する知的アプロ―チで世界中にプロジェクトを演出している、タラ・バーナード&パートナーズが手掛けています。
お部屋はタラ・バーナードらしいスタイルとカラーで纏まり、都会的でありながら親しみやすく、リラックスできるインテリア空間になっています。ベッド上のアートが印象的で、まるで自分の部屋のように寛げます。柔らかな素材のスローケットやラグ、キュートなテーブルとチェア、スタンドライト、食器やグラスなどのアメニティにまでデザインにこだわりがあり、かわいくて女性が喜ぶものが揃えられていて、ホテルの”おもてなし”を感じます。
スタイリッシュなロビーのインテリアとディスプレイも印象的で、ホテルのイメージやコンセプトが伝わります。欲を言うならフリーサービスの空間ではなく、ゆっくりお茶を楽しんだり会話を楽しめるロビー空間として活用されると、もっと豊かな時間を体験できるのになと思いました。
ただ泊るだけでなく、ホテルの空間全体を利用することでその価値を見つけ、有意義な時間を過ごせる素敵なホテルでした。
関西にはまだまだ魅力的なホテルがあります。
特にインテリアを重視した素敵なホテルをご紹介していきます。
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